Saturday, January 23, 2010

センター試験その5

週末になって時間もできたので,全科目解き終えました。
科目ごとの得点は予想からずれたものも多いですが,合計得点は大体イメージしていた通りの結果になりました。
まだ何も対策を始めていない状況で7割は得点できたので,勉強開始(4月)後である5月のセンター模試では700点を目安にしてみます。

科目別得点:
数IA 66(大問別17,21,3,25)
英 188(解答欄1,3,11,44で失点)
物 87(大問別25,20,12,30)
国 121(大問別38,25,13,45)
数IIB 73(大問別(1)28,(2)28,(4)12,(5)5)
化 53(大問別19,11,8,15)
政 67(大問別13,11,12,12,19)
5教科7科目計655/900
平均得点率72.8%

今回解いた科目へのコメント:
【数IIB】
所要時間:60分
IAよりは時間的余裕を感じました。
最初の30分で1,2を解き終わり,この範囲で56/60得点できたところまでは順調。
その後,選択問題が四つあることを知り(昔過ぎて忘れていました。),
普通に解けそうなベクトルと,計算だけでなんとかなりそうな統計を選択。
統計の5番から着手。これが失敗でした。計算ミス続出,20分かけて5点しか取れない有様。
その後ベクトルの4番へ。解いた問題は全てあっていたものの,途中で時間切れ。
本番では統計やコンピュータのように妙なことはせず,普通に数列&ベクトルを選択します。

【化I】
所要時間:49分
計算でなんとかなる問題はほぼ得点できましたが,
暗記していないとどうしようもない問題がかなり多いですね。
2次でもあるし,この科目をどうするかを考えると頭が痛いです。
ここまで忘れているとなると,地学に切り替える可能性もでてきました。

【政経】
所要時間:50分
高3ではセンター地理利用でしたが,もはや何も記憶に残っていないので
社会人なら一般常識で解けそうな政経にしてみました。思ったよりは取れました。
東大受験生ブログランキング

Friday, January 22, 2010

センター試験その4

・コメント返信
>たぬさん さん
リンクありがとうございます。
理科もおっしゃる通り,やるべきなのですが,
できるかどうかは仕事の状況によりけりですね。
連日終電帰宅だとその後数英に加えて理科の勉強時間を確保するのは命を削るプロセスになるので,その場合はやはり数英でごり押しするしかなさそうです。夜10時くらいに帰宅できるようなら物理を中心に理科もがんばります!


・本文
これまでに解いた科目:
数IA 66(大問別17,21,3,25), 英 188(解答欄1,3,11,44で失点)
物 87(大問別25,20,12,30), 国 121(大問別38,25,13,45)
462/600(得点率77%)
今後解く科目:
数IIB 化 政

今回解いた科目へのコメント:
【物理I】
所要時間:58分
ma=F,(1/2)mv^2=mghくらいしか記憶に残っていなかった割には得点できました。
波の干渉や屈折のあたりを完全に忘れていて失点しました。
数時間復習すれば満点が狙えそうです。

【国語】
所要時間:80分
予想外に現代文,特に会話調の大問2が取れていません。高校生より本に親しんでいるはずの社会人で現代文が取れないとはお恥ずかしい限り。
古文は案の定全くわかりませんでした。これは仕方が無い。
漢文が45点もあるのは逆に予想外ですね。
古文をこのまま完全に切る場合は現代文の得点アップで140点,古文をやる場合は170点くらいはとりたいところです。
東大受験生ブログランキング

Thursday, January 21, 2010

センター試験その3

・コメント返信
>祈さん
アマゾンで注文されたとの知らせを聞き,うれしく思います。
私は50ページくらい読んだ後に仕事が忙しくなり,その後全く読めていませんが
センターを全部解き終わったらまた少しずつ読み進める予定です。

・本文
前回リンクを貼った読売のページから,2010年センター試験の
国,数IA,数IIB,英,物,化,政の5教科7科目をダウンロードして印刷してみました。

ダウンロード時に気づいた点:
物理と化学がIになっている…昔はIBだったと思うんですが,何か変わったんでしょうか。

解いた科目:
数IA 66(大問別17,21,3,25), 英188(解答欄1,3,11,44で失点)

科目別コメント:
【数IA】
所要時間:60分(大問3解き終わらずに時間切れ)
大問3を除くと70点中63点で9割取れましたが,忘れている項目があまりに多すぎて時間不足,酷い点数になりました。センター型の数学で8割を切ったことは無かったので,自分の老いぼれた頭にショックを隠しきれません。
大問3,正弦定理・加法定理・半角の公式あたりを用いて解く方針を立てたものの,加法定理以外は忘れていたため,半角の公式をその場で導出し,代入計算を開始したところで時間切れ。
最低限の公式は覚えていないと,いくら高校レベルとはいえ時間内に終わりませんね。4月以降に学習を開始する際には反復練習をきっちり行います。

【英語】
所要時間:60分(20分余り。)
確か現役時も190点台取れていたので,特にセンター対策は必要なさそうです。
6点問題の44での誤答が痛いですね。序盤の2点問題以外は落とさないよう,本番では残り時間でしっかり見直しをします。
東大受験生ブログランキング

Tuesday, January 19, 2010

センター試験その2

受験された皆さん,手ごたえはいかがでしたか?

代ゼミの予想平均点は理系で573/900で,難易度は昨年並みのようですね。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/center/recent/heikinten/index.html

大学入試センターには現時点では解答のみの掲載で問題がまだですが,
http://nyushi.yomiuri.co.jp/10/center/
では問題・解答ともに閲覧可能です。

明日以降,時間をみつけて一科目ずつ解いて結果をアップしていきます。
東大受験生ブログランキング

Sunday, January 17, 2010

センター試験

・コメント返信
>祈さん
よく売れたとはいえ一昔前の本ですから,Amazon以外だと紀伊国屋みたいに大きな書店にしかないかもしれませんね。ぜひ読んでみてください。
ちなみに,「14歳の少女が哲学を学ぶ」という設定なので英語版も表現は難しくありませんよ。

・本文
さて,この週末はセンター試験になりましたね。
今年受験される皆さんの成功を祈ります。

問題と解答が公開されたら私も仕事帰りの夜中に一科目ずつなど,少しずつ解いてみようと思います。
高卒からn年(n∈[5,10],n∈Z+)経過したヒラリーマンが完全に無対策で解いた場合の予想値
英語9割,数学8割,物理7割,国語7割,化学6割,政経5割。
660/900(除リスニング)
来週末までに解いてみて,結果アップします。

Friday, January 15, 2010

読書:Sophie's Worldその1

以前記事にしたSophie's Worldが手元に届き,
早速読み始めました。
とりあえず全体の10分の1ほど読みました。(57/501)

--at some point something must come from nothing

--faculty of wonder, the only thing to be a good philosopher

--nothing comes from nothing

--the world consists of something that cannot be separated anymore

1つ目と3つ目が文だけ見るといきなり矛盾しているのも面白いですね。
1は現在の世界が神から作られたとしても,その前に神を作る何かが存在するはずだ,というように議論を進めるとどこかで無から有が生じるという考え。
対して3つ目や4つ目はもう少し短期的かつ自然科学的な考えで,あらゆるものは幾つかのElementsで構成されており,それは3つ目では水や火であり,4つ目ではAtom(a-tomはun-cuttableという意味らしい)という微小なものという考え。

なかなか面白い本です。一ヶ月以内には読み終えようと思います。

Wednesday, January 13, 2010

春~夏の科目別学習予定

夏までは数・英・現代文の三つに絞って勉強します。

【数学】
・テキスト
数学読本1-6
入試数学 伝説の良問100
・演習
やさしい理系数学(三周)

【英語】
・テキスト
英文解釈教室 改訂版
・演習
英語要旨大意問題演習
+TOEFL向けの勉強を適宜。

【国語】
現代文と格闘する



まずは数英と現代文を現役頃まで戻すことが重要なため,
以下は夏を過ぎてから。

【物理】
・テキスト
新・物理入門
・演習
難問題の系統とその解き方

【化学】
未定。

【古文】
未定。

【漢文】
未定。

Monday, January 11, 2010

高3時点の成績

といってもかなり昔ですが…
最近はゆとり教育から昔の課程に戻ったんでしょうか?私が高校生だった頃はゆとり教育になる更に前なので時代を感じます。当時はセンター試験にリスニングもありませんでしたね。

得意:数学,物理,化学
普通:英語,現代文
苦手:国語(漢字,古文,漢文),地理
センター:8割5分を少し超えるくらい。

普通の記述模試で理一と京理がAかB。駿台で偏差値70くらい,代ゼミ・河合で70半ば,進研だと70後半~80台。記述式なら大抵1,000番以内くらいには入っていたと思います。センターは勉強する必要性も無かったため,それなりで特に何も対策せず。
東大模試200点ほどで理一AかB。調子がいいと物理で載りました。

大学ではε−δ論法での証明など理系として最低限の教養程度のことはやりましたが,諸般の事情で退学してサラリーマンになってしまいました。大学に入ってから全く使わない,当然会社では使うはずもない高校物理化学や国語社会の知識は全て失いました。

ただ,英語は大学入学後も仕事でも必要だったので多少ましになりました。
数学は高校数学的なものは遥か昔に置いてきてしまいましたが,数学的思考力自体は落ちていない気がします。少し勉強すれば得点力が戻るはずと信じて,なんとか頑張りたいですね。

東大受験生ブログランキング

科目別得点目安

代ゼミによると,理科各類合格者の入試得点結果は次のようになっています。
http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/joho/todai/index.html
     最高       最低     平均     満点
理 I 451.3111(82%) 323.3222(59%) 350.4572(64%) 550点
理 II 436.5778(79%) 322.5111(59%) 347.9358(63%) 550点
理 III 461.2556(84%) 380.2111(69%) 403.9183(73%) 550点

現役時点でも取れていた水準まで学力を戻せばセンター試験は8割5分以上とれるとして,
センター配点110点の85%=93.5点

よって,合格に必要な2次試験での得点は
一類 229.82/440
二類 229.01/440
三類 286.71/440

三類以外の標準的な理系の得点戦略はおそらく次のような感じでしょう。
国語 40点/80点
英語 70点/120点
数学 50点/120点
理科 70点/120点
合計 230点/440点

ただ,私の場合,数学科で勉強するのに役に立たない,古文漢文や高校理科をしっかりやり直す気はないので(時間もないですし),英語と数学で強引に逃げ切る感じになりそうです。
国語 30点/80点 (現代文で得点し,古文漢文で部分点)
英語 80点/120点 
数学 60点/120点
理科 60点/120点 (物理で得点し,化学で部分点) 
合計 230点/440点


東大受験生ブログランキング

Friday, January 8, 2010

今後読む本:Sophie's World



ノルウェーの小説で,原題はSofies verden。
日本語翻訳はソフィーの世界として販売されています。

最近友人に薦められたので,せっかくなので英語で読んでみます。
その方が同じアルファベット言語であるノルウェー語のオリジナルに近い形で楽しめ,
かつ英語の勉強にもなると思います。

英語での紹介はこちら。
http://en.wikipedia.org/wiki/Sophie%27s_World

哲学の入門書を小説調で書くという試みは非常に興味深いです。
本ブログを読まれている方で,興味と時間がある方は一緒に読みませんか?

紹介については既によくまとまったものがあるので以下に引用します。

日本語のWikipediaより抜粋:
「物語の大半は、タイトルとなっている主人公ソフィー・アムンセンと謎に満ちた人物のアルベルト・クノックスの対話であり、その間に不思議なエピソードが織り込まれている。ミステリー要素を多分に含むファンタジー小説の体裁を取っているが、 原題には "Roman om filosofiens hitroie" という副題が付いており、大変優れた哲学史の入門書で、難しく構えることなく西洋の哲学について触れることのできる秀逸な作品であると評価される。 物語の進行は哲学の歴史にそっており、ソクラテス以前の哲学者からヘーゲル、ダーウィンやフロイトまで、著名な哲学者や影響のあった思想が登場する。主人公の名は哲学(フィロソフィー)という単語にちなんで名付けられている。また智慧の神格化であるソフィアの意味もある。

オリジナルはノルウェー語で書かれ、英語、ドイツ語、フランス語、日本語を含め多くの言語に翻訳されている。日本語版はドイツ語版を底本としてドイツ文学者の池田香代子の翻訳、哲学者の須田朗の監修により、『ソフィーの世界 - 哲学者からの不思議な手紙』のタイトルで1995年6月に出版され60万部以上のベストセラーとなった。」


東大受験生ブログランキング

Thursday, January 7, 2010

学習時間配分

高校や予備校の生徒さんとは異なり,
私の場合,一日に学習可能な時間は相当限られると思います。

平日は午後8時以降の帰宅となるので,体力的に上限は3時間/日。
週末も普通の交友関係や接待等の人付き合いでかなりの時間をとられるため,5時間/日。
一週間で捻出可能な時間は最大25時間ほど。

週に一日くらいは学習を休む日も必要なので,
20時間/週の学習を目標とします。
直前期は土日でフルタイム並みに学習することで30時間/週を目指します。

実際の学習開始は4月から(3月までは今の仕事が多忙過ぎるため)なため,
4月~11月:80hr/mon * 8mon = 640hr
12月~2月:120hr/mon * 3mon = 360hr
合計1,000時間での合格できるだけの得点力を身につけることが,
大学で数学を学ぶための最初の関門となりそうです。


東大受験生ブログランキング

Wednesday, January 6, 2010

模擬試験スケジュール

次の模擬試験に参加予定です。

5月 代ゼミ第1回全国センター模試
6月 第1回駿台全国模試(記述式・ハイレベル)
8月 東大模試(駿台/河合ともに)
10月 第2回駿台全国模試(記述式・ハイレベル)
11月 東大模試(駿台/河合ともに)
   代ゼミセンター試験プレテスト

それぞれ簡単な目安など。
5月センター:7割
6月駿台:偏差値60
8月東大:150点
10月駿台:偏差値70
11月東大:200点
11月センター:8割5分

序盤の目標値はかなり低いですが,高校卒業からかなり経過して,
現代文,英語,数学以外は内容をほぼ失念しているためこの辺りが現実的かと思います。
模擬試験の結果は適宜公開予定です。


東大受験生ブログランキング

Friday, January 1, 2010

元日,ブログ開設。

はじめまして,ヒラリーマンです。
2010年の元日という節目の日にあたり,ブログを開設することにしました。

ハンドルネームの由来はシンプルで,私がヒラのサラリーマン,すなわちヒラリーマンであるからです。
このご時勢に大学中退という経歴で雇用されているため,ヒラ中のヒラといっても過言ではないでしょう。

さて,そんな私は高度に頭を使うこともない業務に日夜従事しているわけですが,
その反動で数学のような,余計な煩雑さが捨象され,
学習期間に応じて純粋に内容が高度になっていく学問を学んでみたいと思うようになりました。

完全に独学で大学レベル以上の数学を学ぶのは困難なため,
ひとまず大学に入ってみようかと思います。
出来れば京都大学理学部数学科に行きたいのですが,
会社が関東にあるという現実を考慮し東京大学をメインターゲットに定めつつ,
社会人を続けながらでも通いやすいという点で早稲田大学も考えています。

具体的には2011年入学で東大理類のどれか&早稲田基幹理工を狙います。
また,入試難易度的にはこの2大学よりずいぶん上になりそうですが,
東京工業大学第一類(理学部)の数学AO入試にも腕試しで挑戦しようと思います。

それらに向けた具体的な取り組みスケジュールは以後書いていく予定です。
お付き合いいただければ幸いです。


東大受験生ブログランキング

-----------------------------------------------------------------
最後に,余談ですがヒラリーマンという語はタイゾー君こと杉村太蔵前衆議院議員の発言で
一躍社会に知られるようになりました。
Wikipediaで「ヒラリーマン」と検索すると杉村太蔵に飛ばされるという面白いおまけつきです。
興味のある方は試してみてください。
http://ja.wikipedia.org/